倫敦橋からの風景

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月が満ちるまで(3)

ヴィンセバ連載(R-18)



月が満ちるまで(3)



10月

ある晩、めずらしくヴィンセント達の寝室から呼び出しが鳴った。
なにか、奥様の体に障りがあったのだろうか?と、セバスチャンは
足早に部屋に向かう。部屋に面した廊下に来ると、寝室のドアの前で
すでにヴィンセントが佇んでいた。
「何か御用でしょうか?」
セバスチャンが近付いて尋ねると、ヴィンセントはまたいつものように
無言で手招いて、2人は例の部屋に向かっていった。

部屋の中に入ると、セバスチャンは再び尋ねる。
「ヴィンセント。このような時間にお呼びになるとはめずらしいですね?」
ヴィンセントはどさりとベッドに横たわって答える。
「ああ、奥さんが早く寝てしまって退屈だったから」
こっちに来るように、とセバスチャンの目を見て腕を伸ばした。
吸い込まれるようにその伸ばした腕の指先を捕らえて絡めとり
ヴィンセントの首筋に顔を埋めるように体を引き寄せた。
「嬉しいです、ヴィンセント・・・」
セバスチャンはそのまま唇を首筋から耳たぶまで這わしていく。
「キスしてください」
「うん?ああ最初のね」
ヴィンセントはセバスチャンのあごをつかんで唇を重ねる。
セバスチャンの舌がヴィンセントの舌を探して絡みつく。

「ねぇ君どうしたの?」
唇を離されてもセバスチャンはヴィンセントの唇にまとわりつく。
「どうも、しません・・・」
「犬みたいだね」
「・・・ダメですか」
セバスチャンは舌を引っ込めて唇をやっと離した。ヴィンセントは
べたべたと唇のまわりについた唾液を手でごしごしと拭う。
「よくはないね。こうしないとダメなのかな君」
セバスチャンの解いたネクタイを掴み、それをセバスチャンの口を
塞ぐようにぐるりと巻きつけて後頭部できつく結んだ。
「んん・・・っ!う・・・うっ」
言葉が出ず急に息が苦しくなって、言葉が出る代わりに胃液がこみ上げて
きそうになる。セバスチャンの頬が紅潮し苦しさに涙がじわりと
浮かんでくる姿を見て、ヴィンセントはかすかに笑う。
「話は、しなくてもいいから。おとなしくして」
仰向けに押し倒されたセバスチャンは、腕は自由になれども
ネクタイをはずすことはしない。外したら、もう自分は2度とベッドに
呼ばれない事位は理解している。

ヴィンセントがそっと肩から胸へ、腹部へと指でなでてくる。
それだけで、セバスチャンのものは反応する。
「好きだね、君」
ヴィンセントは人差し指で硬く反り返ったその先端をピンとはじいて
セバスチャンの脚を開き、指を押し入れてぐりぐりと解しだす。
舐めて欲しいと言えず、自分で握るのも躊躇われ、セバスチャンは腰を
中の指の動きにそって浮かしてもぞもぞと動かし、うんうんと唸る。
「そんなに触りたければ自分で握ればいい」
ヴィンセントのものがセバスチャンの中に入る。
「うー・・・っ」
セバスチャンはたまらずヴィンセントの腰に両腕をまわして引き寄せて
硬い自身をヴィンセントの下腹の茂みに擦りつける。じょりじょりと
絡み合う陰毛にびくびくと反応してセバスチャンのものはますます硬くなる。
ヴィンセントを双丘をつかんで、ぐいぐいと密着させ自身を擦らせる。
「ははっ!しゃべれないとよく動くね」
セバスチャンはじっと上目遣いにヴィンセントをみつめる。
「いつも口塞いでおこうか」
セバスチャンの指がヴィンセントに食い込んで代わりに返事をする。
「そんなに自分で突いてきていやらしい犬だ・・・」
ヴィンセントもセバスチャンの腰をつかんでぐいぐいと中を貫く。
「あ・・・っ・・・出るっ・・・お前もイけ」
セバスチャンの中にどくどくと放たれるのを感じて、セバスチャンも
下腹に挟まれて擦られたものから液を吐き出して果てる。

互いの陰毛に白く真珠のような液体の珠がとろりとふりかかっている。
「セバスチャン、ほらこれ君のだから舐めてきれいにして」
ようやくヴィンセントはセバスチャンの口を塞いでいるネクタイを解く
許しを出す。セバスチャンは自分でネクタイをずるりと口から下げた。
「ああ、犬だ、セバスチャン、君はまったく」
ネクタイが首輪のようにかかっているのを見てヴィンセントは笑う。
「ヴィンセント」
呼びかけたくて堪らなかった言葉を発して、セバスチャンは
ヴィンセントに口づける。ヴィンセントは目を開けたまましばらくの間
セバスチャンがべろべろと唇を舐めまわし舌を絡め出すのを許した。

kiss07.jpg

「ん、おしまいだよ」
セバスチャンの両肩をつかんで唇を離させる。唾液の糸が下腹に垂れる。
ヴィンセントはうなじをつかんでセバスチャンに飛び散った白い珠を
舐め取らせた。ひとつひとつ、ヴィンセントの白い肌に赤く長い舌が
這うように珠をすくいとる。茂みの中にひそむ珠を舌が追いかけて
しまいには唇ごと茂みに喰らいつく。
「おい、そこは噛むなよ」
セバスチャンはヴィンセントのグレー色の茂みに顔を埋めて頷いた。

「さて奥さんのところに戻って寝るか」
ヴィンセントはセバスチャンの頭をどかして立ち上がり、
さっと夜着をはおりボタンを留めると、ベッドを振り返りもせず
部屋を出て行った。

ベッドに残ったセバスチャンは、体から零れだしてくるヴィンセントの
名残りを指ですくいとり、ぺろりと舐めて飲み込んだ。そして仰向けになり
首輪とリードのようになって首元にかかってるネクタイを引っ張った。
(犬、ですか。犬でもいいです別に。)
(私を可愛がって下さる限り私は貴方の犬でいい)                 



11月

それからヴィンセントは度々セバスチャンの口を塞いでするのを好んだ。
口の時もあれば手首を縛る時もあった。
セバスチャンは、おとなしく従っていた。ヴィンセントの最初のキスは
変わらず優しかったので。それでもよかった。

「ヴィンセント」
この部屋の中だけ許される呼びかけをセバスチャンは意図的につかう。
自分と、ヴィンセントが撒き散らした白い珠を、いつものように
ひとつ残さず赤い舌ですくい終わって、セバスチャンはヴィンセントの
股間に顔を埋めたまま腰に腕をまきつけて抱きつく。
ヴィンセントは黙ってセバスチャンの白い背中をみつめる。
「ヴィンセント。舐めてもいいですか」
そう言って頬にうずめていたヴィンセントのものを舌で探りあて
舐め始めた。
「うん?だめだよ、もう時間ないよ。奥さんが起きるじゃない」
ヴィンセントはセバスチャンの髪をつかんで顔を引き上げようとする。
「まだ、大丈夫ですから・・・」
セバスチャンは引き上げられる力に対抗して、舌を伸ばして舐め続ける。
髪をつかんだその手にさらに力を込めて、ヴィンセントはセバスチャンの
頭を持ち上げてその舌を離した。
「セバスチャン」
怒りもなくただ行儀の悪い子供を嗜めるような静かで低い声に
セバスチャンは仕方なく力を抜いて顔を上げる。
「すみません」
ヴィンセントの瞳をじっと見つめる。まだ引っ張られている頭皮に痛みを感じる。
自分が映っているその青い瞳は、ただ自分を映しているだけだった。
何も、読み取れない。
セバスチャンはたまらずヴィンセントに抱きつき、鎖骨にキスをする。
「なにしてるの」
その声はまだ先ほどのと変わらない。セバスチャンは腕の力を緩めなかった。
「もう少し、こういさせて下さい」
「ダメだと言ってるだろう?同じこと言わせるの?」
それでも力を緩めず抱きついたままのセバスチャンの肩にため息を落とす。

「君は何か思い違いをしていない?君は俺が与えた仕事をしているだけで、
それ以上の感情を持ち出されても困るんだけど」
「貴方を気持ちよくしたいと思ってます」
「しかし君は俺の言う事をきかなくなってきた」
腕の力が緩んだ隙にヴィンセントはセバスチャンの体を押して離す。
「俺は別に君じゃなくても誰でもいいんだ。君を選んだのは、ただよそに行って
やる手間が省けてるからだよ」
「・・・酷いです・・・」
「君は見た目もいいし、体の相性も悪くないから、呼んであげてるでしょう?」
セバスチャンはうなだれたまま、ヴィンセントの胸に頭を押し付ける。
しかしヴィンセントは再び後頭部の髪の毛を掴んでその顔をすぐさま離した。
セバスチャンの紅茶色の瞳が濡れている。
ヴィンセントは短くため息をもらして、セバスチャンにくちづける。
「はい、今日の駄賃だよ」
「ヴィンセント・・・」
まだ腕を伸ばして抱きつこうとするセバスチャンを払い、ヴィンセントは
立ち上がって服を着替え出す。

ネクタイを締めジャケットを羽織ると、まだベッドの上で裸のまま
うなだれているセバスチャンのあごをつかんで顔を上げさせる。
「俺の言う事きくなら、また呼んでもいいけど?」
「はい・・・」
「おねだりは時間内にしてね」


(続く)  月が満ちるまで(4)へ


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解説は追記にて


セバスが必死なターンでございましたv
わんこらしさの追求とパパ毛を書きたくなりましたw

ていうかもう今回えろしーんしかないじゃない・・・!w

あと2回続きます、どうぞお付き合い下さいませ☆

| ヴィンセバ小説 | 01:07 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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