倫敦橋からの風景

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禁断のクロセバ

黒執事小説サイト『永遠に失われしもの』管理人くろ様より
頂いたクロセバ小説DEATH★
どうもありがとうございます~~\(^∀^)/


禁断のクロセバ

 ファントムハイブ伯爵家の何事にも万能で優秀な執事が、
 その日の仕事を全て終え、
 仕える主のために最後の屋敷の見回りを済ました時、
 エントランスホールの暗闇から、
 金色の冷徹な瞳をして燕尾服をまとった男が近づいてくる。
 

「勝手に人の屋敷に入られるとは、
 よほど急ぎの用だとお見受けしますが。
 あまり褒められる所為ではございませんね」


 セバスチャンと主に名前を与えられた、
 漆黒の髪に美しい紅茶色の瞳を持つ、
 その美麗な執事は、
 上品ながらも嫌味な雰囲気を欠かすことなく、
 妖艶な微笑とともに、
 侵入者に対して警告の眼差しを向けた。


「ふん。貴殿こそ、この間、
 人の屋敷の玄関にピンポンダッシュしたではないか」


「ピンポンはしましたが、ダッシュはしてませんが--
 素早く身を隠したのは事実ですけれども、
 上に飛び上がって身を隠したわけで、走ってません」


「物は言い様・・・貴殿はそう言いたいのだな?」


「別に、ことわざ解説をした覚えもございません。
 で、何ですか?この夜更けに。
 交わした誓約を見直したいとでも?」


「誓約か・・・貴殿、こう考えた事はないか?
 我等、悪魔がなぜ人をここまで魅了するような
 姿形をもってこの世界にいるのか」


「すみません、夜更けの来訪と、仰りたい事の関係性が
 全く見えませんが。
 とにかくここで喋っているのは、迷惑です。
 ぼっちゃんを起こしてしまっては、申し訳が立ちません。
 お話したいというのであれば、
 私の部屋へどうぞ。クロードさん」


 クロードと呼ばれた男は不承不承という体で、
 セバスチャンの後をついていくが、
 実は内心、
 やはりこの作戦は有効であったと、
 ほくそ笑んでいるのだった。


 セバスチャンに割り当てられた上級使用人の部屋にはいると、
 クロードは眼鏡を中指で上げて言う。


「なるほど、実に貴殿らしい部屋だ。セバスチャン・ミカエリス」

「何ですか? 味も素っ気もないと仰りたいとでも?」


 たしかにセバスチャンの部屋は、
 言ってしまえば殺風景というもので、
 空き部屋だと言われれば、
 それはそれで納得してしまいそうな程だった。


「そこまでは言っていないぞ。まだ」

「ではこれから聞いてあげます。どうぞ、クロードさん」

「この部屋は実に、アレだ。申し分のない・・・」

「は?」


 形容する文言を間違えたのでは?
 とセバスチャンが考えている間に、
 気づくとクロードに押し倒されていた。


「あの。何してるんですか?」

「だから申し分のない寝屋だと」

「寝室ですから、それは正しい表現ではありますけれども。
 寝屋だからといって、一緒に寝てくださらなくても、
 まったく問題ないのですが。
 どうして、私の上に覆いかぶさりに?
 というか何処触ってるのですか」


 セバスチャンは必死にクロードの手を押さえ込もうとしているが、
 さすが蜘蛛執事、手足の多い本体をもつせいか、巧みに手足を使いこなし、
 なかなかに掴ませない。

 私の本体は手は無く、足が二本しかありませんから--

 がっくりうな垂れそうになりながら、
 尚もセバスチャンはその劣等感を押し殺して、
 抵抗を続けた。
 
 そんなセバスチャンの両手首をすでに押さえつけ、
 どういうわけか燕尾服からするすると白いロープを出して縛り上げ、
 片方づつベッドにくくりつけながら、
 クロードは平然と尋ねる。


「先程の会話を覚えているか?貴殿」

「どれでしょう。沢山あります」


 セバスチャンは、なぜこの人は私を縛り上げているのだろうと思いつつも、
 こうして自分を押さえ込んで、その隙にぼっちゃんを奪うつもりに違いないと、
 下唇の色を失うほど、悔しく思いながら答える。


「魅了する姿形のことだ」

「ああ、嫌な予感がしてきましたけど、
 そんなことを貴方が仰っていたのは覚えています」

「性の喜びと苦しみ、悦楽と苦痛」

 クロードの金色の瞳がさらに煌き、続けた。


「話だけで済ませようと思ったら、
 貴殿はこの部屋に案内した。ということは?」

 
 この話の展開で縛られるということは、もう絶対に。
 何て事だ。
 長い悪魔の人生でこんな無様な格好で犯されることになろうとはと、
 セバスチャンは泣きたくなる気持ちを抑えて、
 それでも努めて冷静に受け答えする。


「いや、私に答えを求めないで下さい」

 クロードはすでにセバスチャンのいちもつを服から出して、
 手を淫靡に動かして擦りはじめている。


 なんということ。こんな手で逝かされるのでしょうか。
 まずは抜いておけ、とそういう事ですね、クロードさん。
 そして次は、這えとか腰を上げろと。


「ここで、比べたいからだろう?」

「比べる?」

「貴殿と私とどちらの方が人を、ぼっちゃんを魅了する姿形か」

「それとその貴方のしてらっしゃる手の行動との関連は?」

「決まってるだろう、大きさは勃起時で比べるべきもの」


 気色が悪い。
 クロードが自分の一物も出して、
 セバスチャンのものをくっつけ、サイズを比べ始めた時には、
 もう、セバスチャンの心の中に浮かぶ言葉といてば、 
 それだけだった。


「いい勝負だったな、セバスチャン・ミカエリス」

 眼鏡をきらんと光らせて、また中指でクールに上げるクロードに、
 セバスチャンが抗議する。


「こんな変態なことして、よくぞそこでポーズを決められますね。
 ってか、それだけだったら、
 手を縛ってベッドにくくりつける必要がないでしょう。
 しかも。気づいたら、足まで」

 
 どのタイミングでやられたかは知らないが、
 セバスチャンの足首も片方づつベッドの外枠にくくりつけられていた。


「そのままずっと朝まで放置だ。
 きっと貴殿が起こしに来ないのを不思議に思って
 シエル・ファントムハイブはこの部屋を訪れ、
 貴殿のはしたない格好と変態趣味をご覧になるのだ。

 そして幻滅された暁には・・・」


 ぽわんとクロードの頬が上気してピンクに染まっている。


「なんと下劣な陰謀。さすがです。
 そのような手練手管に長けてらっしゃる。
 ですが、こんなロープなど」


 引っ張り千切ろうとするセバスチャンを斜めに見下して、クロードが言う。


「我が蜘蛛の糸で編み上げられし、そのロープ。
 動くと手足が・・・」


 チョンだ、というポーズをして、似合いもしない微笑を浮かべるクロードに、
 ついにセバスチャンが観念したように依願する。


「クロードさん。ちょっと待ってくださいね。
 勝手に帰らないで下さいよ。
 わかりました。何でもします。
 何でもしますから、ちょっとこれだけは。
 ぼっちゃんにこの姿をみられるくらいなら、死んだ方がましです」

 
 常日頃高慢で、決して媚びることのない悪魔が、眼の前で、
 涙ながらに懇願し四肢を震わせているのを見て、
 クロードは金色の眼を紅く染め始める。


「いまなんと?」

「死んだ方がまし」


 こぼれる涙を拭けもせずに、セバスチャンは答えた。

「その前」

「何でもします」

 セバスチャンの言葉をきいて、思わず喉を鳴らしたくなる程の愉悦を感じながら、
 クロードは相貌を崩さぬまま、繰り返す。

「何でもします。リピートアフターミー」

 
 英会話教室か?と思いながらも
 セバスチャンにはもうそうするしか選択肢もないこともあって、
 涙をながしながら、何でもしますと言うしかないのであった。

 もう40回は繰り返しただろうか。
 すでに何でもしますと答えるべきところを、
 間違って何度もしますと言い続けていても
 気がつかないほど追い詰められたところで、
 クロードは、タイを緩め、燕尾服をさっと床に投げ捨てて言った。


「よかろう。素直な貴殿は悪くない」


 
END



私もクロセバ書こうと悶々うだうだしていましたら
くろ様がこんなおもろい短編くださいました★

おもしろすぎです、くろ様www

くろ様のサイトで描かれる攻め受け何でもありなフリーダムなセバスが最高です★

日頃、セバス受けに飢えてる私にドクドクと萌え投下していただいて
感謝感謝でございます。

くろ様のサイト、ぜひご覧下さいませ♪
永遠に失われしもの

私も、くろ様が絶賛連載中の黒レーサー小説にちなんだイラスト2点
献上いたしましたので、あわせてご覧頂ければ幸いです♪
(こちらがその内の1点です↓)
blackracer01.jpg



くろ様にはうちのヴィンセバ気に入って頂けて私もやる気UPです!
今後もエッロエロだけでないヴィンセバ描けたらいいな!
がんばります★

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