倫敦橋からの風景

英国在住の黒執事ファンによるサイト。 英国ならではのコンテンツあります。

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First mission

ヴィンセバ短編です(R-18)



First mission



その晩もファントムハイヴ家のサロンではいつものメンバーが集っていた。

当主のヴィンセントは一番奥のソファでディーデリヒと共に話していた。
「で、あの件はどうするんだ?」
サンドウィッチをぱくぱくとつまみながら尋ねる。
ヴィンセントは眉をしかめ、ため息をつく。
「まだ面倒くさそうでね。考えてはいるんだけど」
「ふん、めずらしくてこずっているようだな」
「そりゃいつも簡単にはいかないだろうよ」
ヴィンセントは不機嫌そうな低い声でこたえ、
手に掴んだフルートグラスのシャンパンを勢いよく飲み干した。

セバスチャンは、壁際のテーブルワゴンに積んである
氷漬けのシャンパンボトルを取り出し、ヴィンセントの空のグラスに
つぎ足した。ヴィンセントは、目の前でシャンパンを注ぐ
白い手袋をしたセバスチャンの無駄がない優雅な指の動きを
じっと眺めていた。シャンパンが注ぎ終わり、ボトルを持った
手が視界から遠くなりヴィンセントはそれを追うように
セバスチャンの顔に視線をやった。
「どうぞ」 にっこりと執事の笑みを浮かべてセバスチャンは
軽く頭を下げ、ワゴンに戻っていった。ヴィンセントはまだ
その動きを見つめていた。

「あれが最近入ってきたという執事か?」
ディーデリヒがふたつめのサンドウィッチをほおばる。
「うん、そうだよ」 ヴィンセントは注がれたシャンパンを
グラス半分ほど一度に飲み込み、ソファから立ち上がった。
「すぐ戻るから適当にしてて」
そう言い残し歩き出したヴィンセントは、ワゴンのそばに佇む
セバスチャンの顔を覗き、目が合うとあごをくいっと動かし
ついて来る様にうながした。ヴィンセントが部屋を後にし
セバスチャンはワゴンのボトルやグラスをならべた後
そっとヴィンセントに従い部屋に向かって行った。

「何か御用でしょうか」
ヴィンセントの執務室へ入ると、既にデスクのチェアに着席し
待ち構えていたヴィンセントに手招きされ、傍まで歩み寄った。
「これ、鎮めて」
ヴィンセントが股間を指して、セバスチャンをニヤニヤと見つめた。
「お戯れを。皆さまがいらっしゃるのに」
セバスチャンはしらっとたしなめる。しかしヴィンセントはお構いなしに
「いいから早く」 と語気を強め、睨みをきかした。
「・・・お酒をたしなまれすぎなのでは?」
セバスチャンはそれには応じずヴィンセントを呆れたように一瞥した。
「酔ってなんかいないよ。そしたらこんなに勃たないだろ?」
ヴィンセントはセバスチャンの腕をつかみとり、グイっと自分の顔へ
引き寄せ、シャンパンの香りが残った吐息をふうっとセバスチャンの
口元へ吹きかけた。
「どうされたんです」 
ほんの少し眉毛をぴくりと動かしヴィンセントを観察するように見つめると、
ヴィンセントも負けずとセバスチャンの瞳を見据え、にやりと口元を動かした。
「さあね。君を見てたら勃ったみたい」
「おかしな方だ」
ヴィンセントが掴んでいる手を振りほどこうと腕を動かすと、その手はさらに力を込め、
セバスチャンを離さなかった。
「御託はいいからさっさと舐めなさい」
さらに指先に力を込め、セバスチャンの腕に爪が食い込み、仕方なくセバスチャンは
その手をそっと離し、ヴィンセントが座っているチェアの方まで寄った。
ヴィンセントはベルトを緩め、硬くはじけそうになっている自身を握り
スラックスから開放した。セバスチャンはヴィンセントの開いた足の間に跪き、
そっとソレを手に包み込み、つうっと裏筋を舐め始めた。
口に含み赤い舌で丹念に舐めまわし包み込んだ手は上下に動きを早め
もうすぐ出そうにピクピクとした頃、ヴィンセントはセバスチャンの舌と
指先の動きを止めさせた。さらに跪いていたセバスチャンを立たせ、
ベルトを緩めウエストのボタンを外し、くるっと腰をつかんで
セバスチャンをデスクにうつ伏せる体勢にした。そしてスラックスをつかみ
ぐいっと下ろしセバスチャンの尻を晒した。
「ご冗談を」
「早く済ませないと怪しまれるでしょ?ほら」
ヴィンセントは指を挿し入れ、もう片方の手でセバスチャンのものを握り
撫でるように擦りだす。ソレが硬さを持ちだすと、穴から指を引き抜き
「時間もないし今日はこれ使うか」
と、デスクの引き出しからゼリーを取り出し、指に塗り再び穴に侵入した。
ぐちゅぐちゅと音を立て指を全て挿し込み解きほぐしてゆく。
ゆるく入れやすくなる頃合いをみてヴィンセントはグイグイと自身を押し挿れた。
同時にセバスチャンのモノを握りしごきだす。

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「うっ・・・」
「こんなすぐ勃つじゃない」
握っていた手の動きを早めて、セバスチャンの耳元で囁いた。
「早く・・・」
セバスチャンが思わず口にしてしまう。
「俺に命令するの?」
セバスチャンの耳たぶをペロッと舐めて震わした。
「していませんよ・・・」
「じゃあ、おねだりか」
フンと漏れる息を耳に吹きかけるように笑い、セバスチャンの腰を掴んでいる手を
強く引き結合部をぐっと密着させた。
「違います・・・ん!」
「君のコレは素直に猛っているのにね」
先端から溢れている汁を指で塗りまわす。セバスチャンは腰が動きそうになるのを堪えた。
「・・・おねだり、は貴方の方でしょう・・・?」
「ふん。じゃあ先にイきたい方が負けだ」
ヴィンセントは腰と手の動きを緩めずセバスチャンを突いていく。
「・・・ゲームですか・・・?」
「君が先にイったら俺のお使いするんだよ?」
「私は、坊ちゃん以外の命令には従いませんよ・・・」
「命令じゃない、ゲームのペナルティだ」
「では、貴方が先にイったら」
「そりゃあ自分でどうにかするさ」
さらに激しくぐちゅぐちゅと音を立て容赦なくセバスチャンの中と熱く膨らむ性器をしごく。
「んっ・・・私の分が悪い・・・」
「それはそうだろうね。だけどもう遅い」
「ん・・・っ」
下腹部に力を入れセバスチャンが堪えるとヴィンセントはその腰と手の動きを止めて
セバスチャンの耳元で囁いた。
「もう出るって?出して欲しければ何て言うの?」
「そんな事、言うわけない・・・」
「これでも言えないの」
再び奥深くまでセバスチャンを貫き、握った手の動きを早める。
もうそれは精を吐き出す寸前まで硬く、先からはトロトロと汁が零れだしていく。
「貴方だって・・・もう」
「俺がこの程度ですぐイクと思うの?」
わざと手を緩めて焦らすように指で筋をつうっとなぞる。
セバスチャンは息を飲み、観念して呟く。
「出して・・・」
「出して?ん~?」
ヴィンセントは嬉しそうに後ろからセバスチャンの頬を撫で、
あごをぐっと掴んで抱きしめた。
「・・・出してください」
それを合図にヴィンセントは激しくセバスチャンのなかを揺さぶり、手の動きを
ビクビクと動くそれに合わせしごいた。
「う・・・あっ・・・!」
セバスチャンから白濁した液が勢いよく出るのを確認した後、ヴィンセントも
セバスチャンの中に放出した。
まだ微かにぴくぴくと動く自身をゆっくり抜き出し、セバスチャンの穴から
トロリと零れ出る己の精液をポケットから取り出したハンカチーフで拭った。
「俺のは君の舌できれいにして」
デスクに突っ伏していたセバスチャンの上体を起こし自分の方へ向き直させ、
腕をグイッと掴みセバスチャンを跪かせた。
「もう勃たさないでよ」
セバスチャンは自分の目の前にある、柔らかくなりかけゆるく半分ほど垂れている
ヴィンセントのそれを、言われた通り残った精液をゆっくりくまなく舐めてきれいにした。
一通り舐め終わり舌を離すと、ヴィンセントはさっさと身支度を整えた。
「そこも、きれいにしておいてよ?君が出したんだからね」
デスクの上に飛び散っている白い液体を指差し、にっこりと微笑みかける。
「すぐ終わらして来るんだよ?」
憮然とした表情で吐息を漏らすセバスチャンの顔を見てヴィンセントは
さらにニヤリと笑い、悪戯ぽい声で呼びかける。
「そんな眼をすると、もっとやりたくなっちゃうよ?」
一転、その瞳は暗く鋭くセバスチャンを見据えた。
「じゃあ、さっき俺が話してた件、君が殺ってきてね?」
セバスチャンは、ああ、とため息をつく。
「やはりそれですか」
眉をしかめ、ヴィンセントを睨み返す。ヴィンセントは気にもせず
「返事は?」 
と柔らかいトーンだが低い口調でたたみかけた。
「御意・・・」
「いい子だ」
さっとセバスチャンの元へ戻り、頬にチュッとキスをしてヴィンセントは
足早に部屋を出た。

「どこ行ってたんだ」
すでに空になった皿を持て余したディーデリヒがグラスの水を飲みながら
ヴィンセントをジロリと睨んだ。
「ああ、さっきの件でね。交渉してきたよ」
ヴィンセントは元の自分のソファにどさっと腰かけた。
「ふうん。上手く行った顔だな」
「ああ分かる?さすがディーだね」
晴れやかな笑顔で答える。

数分後、サロンに戻ってきたセバスチャンは早々に手招かれ呼び出された。
「セバスチャン、これおかわり頼むね」
空になったサンドウィッチの皿を指し、いつも通りの柔らかな笑顔で
言いつけた。
「・・・かしこまりました」
セバスチャンが皿を下げ、戻ろうとした際、
「それが終わったら俺の方もね?」
忘れずにニッコリと付け足した。

(とんだ契約主の父親でしたね)
セバスチャンはふた皿目を手早く用意し、サロンに届けると再び
せわしく退室し外に出た。
(美学に反するからやるだけです)

ヴィンセントは変わらずサロンで談笑を続けていた。
上機嫌な態度の理由を尋ねられる。
「うん、いい駒を手に入れたからね。これからも使えそうだよ」

クスクスと微笑んでシャンパンに口つけた。


END


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ヴィンセバ・初めてのおつかい編でございました!
パパはこんな風に体よく悪魔を鳴かして裏の仕事を
やらせちゃうでしょ!というお話でした(^p^)
そして2人はお仕事の度に、睦まじくヤッては
おねだり合戦してればいいと思います★

| ヴィンセバ小説 | 09:17 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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