倫敦橋からの風景

英国在住の黒執事ファンによるサイト。 英国ならではのコンテンツあります。

2011年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年06月

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Lick me gently

(注:ヴィンセバ小説です!R-18)




Lick me gently


それはいつもの風景で、まったくといいほど変わり栄えもせず
ただその男は私にこういうのです。
「お前の顔はいやらしいな」
「・・・生まれつきですので・・・」
やはり私も同じ言葉を返します。
「その眼かな。口かな?手かな?ほんとに執事向きじゃないよね君」
「そうでしょうか?」
私の主の父親であるその男は飽きもせず、よく私を観察しているものです。
使用人は無闇に主を見てはいけませんから、私は目を合わせません。
それなのに、不躾に私の顔から足の先まで視線を絡めては
ニヤニヤしている、いやらしい主の父親は私が目をあわせるまで
それをやめないのです。
私はヒトと違って嫌でも視線を感じ取ってしまいますから、
それはもう、今どこをみているかなど知りたくなくても感じてしまいます。
こんな時は自分の能力が邪魔であると思ってしまいます。
その視線が私の目を突き刺します。長い長い間、突き刺します。
私は観念して、その男の視線を受け入れ、男の顔を見る羽目になります。
「あ、俺の事、見たよね?」
「失礼いたしました。あまりに視線を感じるもので見て戴きたいのかと」
「そんな顔で俺を見るのは失礼だよなあ。また躾けなきゃいけないの?
ほんとうに君は変わらないね!呆れるよ」
男は嬉しそうにニヤニヤしたまま、やっぱり私の視線を逃がさず喋ります。
「・・・申し訳ございません」
まぁそう答えざるを得ません。まさか瞬殺する訳にはいきませんのでね。
「ふうん、じゃあ夜に私の部屋に来るように。新しい躾が必要みたいだ」
新しい躾・・・。また何をされるんでしょうね。
命令に逆らえはしませんから、YES以外の答えは用意されておりません。

皆が寝静まった時間に私は部屋へ向かいます。
さて今日は何をされるのでしょうか。
男は手招きして私をベッドへ促します。
「セバスチャン、全部脱いで仰向けになりなさい」
ああ、またですか・・・。
仕方が無いので私は言う通りになります。でも、男の顔は見ません。
わざと、顔は横に背けてみます。
男はそれを待っていたかのように、私の顎を掴んで、男の顔を見るように
力をこめてきます。
「セバスチャン、俺を見て」
命令されれば、私も素直に男の目を見ます。
男はニッコリ笑ってささやきます。
「セバスチャン、今日は優しく教えてあげるね」
「何をです?」
「まぁおとなしく寝てろって」
そういうと男は私の唇を塞ぎ、乱暴に舌を絡めてきました。
もう、優しくもなんともないと思いますが。
それから男の舌は、私の唇から離れ右耳に向かっていきます。
チロチロと耳の窪みを何度もなぞっては奥の方まで時折舌を伸ばして行きます。
私は悪魔ですが、ヒトと同じように感じるポイントはそこかしこに
ありますので、私もつい短く吐息を洩らしてしまいました。
「ふふん、君でもここ感じるんだ」
男はニヤリと確認します。何がしたいんでしょうね、今日は。
「声、出していいよ?出さないと後悔するかもよ」
・・・はあ、新手の苛めですか。そんなに声、出したくありませんが。

男は今度は舌を左耳にうつしました。耳ばかり舐めてどうする気でしょう。
しかしこの男の舌の動きに私の下半身が反応してきて止められません。
それに気付いた男はニヤリとします。いつもならこのままいいように
握られて舐められたりするのですが、今日は私のモノを見ているだけで
触れようとはしないようです。
それから、舌は私のうなじから鎖骨へ筋をゆっくり舐めています。
私の吐息もところどころ止められず、うっかり洩れてしまいます。
鎖骨から乳首に舌はするっと流れて、チロチロ舌をまわしてみたり
硬くなった部分を吸い上げて先端を舐めてみたり、おまけにもう片方は
手で同じように弄くられています。さすがに動かずにもいられなくなり、
もぞっと体をよじると、男はまた嬉しそうに笑います。
・・・私が感じる場所を調べるのが今日の目的なんですね?
「セバスチャン、もっと声だしなよ」
命令ならば、感じたままに出しますよ。別に私は我慢している訳じゃないですし。
そうして男の舌はご丁寧に、腹筋やら脇腹に寄り道したり、へその中を
すくってみたりで止まりません。よく、唾液が続くものです。
するとへその後は腕をつかまれ、そのままうつ伏せになるまで転がされました。
読み通り、舌が疲れたのでしょうか、今度は指で私の背筋をなぞり始めました。
自分では分かりませんでしたが、どうやら私も特定の場所に指が来ると
反射的に声が漏れて体がピクンと動いてしまいます。
「あ・・・、そこは・・・」
「そこは・・・感じるって?ははは!」
男の指がさらに私の尻に入ってきました。指2本も突っ込んでクリクリ動かし
「うーん、ここは大体知ってるからなぁ。省くか」
さっさと引っこ抜いて行きました。


vs08.jpg


それからまた私は仰向けにされ、内股をぐいっと広げられみっともない体勢に
させられました。男は私のソレに触れずに、舌を内股から膝にかけて
動かしだします。指も舌にあわせてゆっくりと腿をなぞっています。
その舌がふくらはぎから足首に動いていき、私も時たま声を出してみます。
とうとう足の指まで舐められ始めると、私もつい言ってしまいました。

「・・・ヴィンセント」
男は笑います。「ん?ちゃんと言いなさい?」
「ここも舐めて」
私は男の手を取り、ソコを握らせました。
「いいよ。じゃあ今日の躾はここまで」
ヴィンセントは優しく舐めあげ始めました。
私は、ベッドの上では呼び捨てるように躾けられております。

You lick me gently, Vincent.



END


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| ヴィンセバ小説 | 09:50 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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黒執事レイヤー大集合@London EXPO


バッグはテムズ河なんだぜ。黒執事リアル背景だもんね☆


ヨーロッパのヲタクの祭典、London EXPOに行ってきました☆

イギリスで一番大規模なイベントだけあって、いろーんな
レイヤーさんがいましたよ!一番人気はBLEACHで、次は
ヴァンパイア騎士、次に悟空かな~。

でもでももちろん黒執事レイヤーさんもたっくさんおりまして
次々と一緒にお写真撮ってきましたよ♪

うちの娘らはアリスシエルと、駒鳥だかリジーだかよくわかんない
次女、そしてママ友の子供らがグレセバです。
ちびレイヤーはほぼいなかったので、大人気でずっと撮影頼まれ続き。

まぁこんな感じでどんどん一緒に撮影しましたよ~。

Wアリスシエル
P1040470s.jpg

イエス、マイロードぉ!!
P1040513.jpg

使用人ズ
P1040605.jpg

ワンダーランドセバシエ~
P1040608.jpg

グレセバ!グレキャラはみなさんいい味だしてるw
P1040568.jpg

長身の美麗駒鳥カテキョカポーでした!
P1040621.jpg


10月にも黒あわせイベントするというので、またまた参加
してこようと思います!それまでにはうちもも少し衣装
凝らないとな~。。。

は~楽しかったDEATH★ 次の日筋肉痛だったけどねっ

| 黒執事日記 | 21:48 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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焦らしプレイ終了!GF6月号感想

wetsebas01.jpg
ウッウッ・・・なんと今月は9日間の超絶焦らしプレイに耐えて
やっとやっと英国に届きました、GF6月号!!!

ロンドン日系本屋経由の定期購読なので、毎週水曜出荷に間に合わない
雑誌は翌週まで待たされちゃうんですよ、そして運悪く今月のGFは
水曜日でして・・・。こんな2話一挙掲載号に限って!!!

まぁあの、堪え性の全く無い奴なんで、早々にネタバレやら画像やら戴いて
それでスッハスッハしながら今日まで生き延びてきましたけども(^ω^)

だから上の絵なんかもサクッと描いちゃってましたけどw
やっぱご本家の濡れセバス拝観して涙出た・・・(ノДT)

やっと読めるってだけで涙ボロボロだったんですけど
濡れセバス~~~~!!!!!!!!!!!!!!

ええ、もうさっそく114-115Pにガッツリ折り目入ってるので
パカッと開く仕様になっておりますよwww

さて感想(笑)。
ロナグレのタイタニックきたーーwww
絶対あるシーンだと思ったけど、さすが先生描いてくれたw
ウィルやセバスじゃぜったい支えてくれないもんね、ロナ乙w

シエルとリジーのやりとりも可愛くてキュンキュン。
スネークとぼったんの友情にも涙チョロリ~(ノω・、)

そして・・・ああ~~~~~~水揚げされたセバス様ぁ!!!
もうたまんないよね…、ハァハァハァハァハァ・・・・(^p^)

ぶっちゃけ、昨日までの私はヴィンパパしか脳内になくて
どんなプレイしようかとかそんな妄想ばかり滾ってて
パパと不倫したいとかそんな事ばかり思ってたんですがw、
反省した!!!初心に返った!!

セバスチャンが一番好きに決まってるわ~~~~

でもヴィンパパも大好きです(キリッ)!!!

ヴィンパパを熱く語れる同士は随時募集中DEATH★
メッセージ下さい (´∀`)ノ 

あ、で、117Pの水も滴るイイ男セバスちゃーーん!!
ハァハァ再び・・・w

懐中時計いれてネクタイきゅっ!って手袋ぎゅって!!

はーーーーーーもうもう手だけでイッちゃいそうw ←


よし後半!

ミッドフォード家、かっけーなぁ!!!

グレたんもギャンギャン切り倒していいよね、
すっごいストレス解消になりそうなんだけどw

そして・・・

きたよセバシエ姫だっこぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお

ああん、この体格差たまんないよねぇ~(^p^)

『姫、お迎えに参りました☆』って感じよねw

グレルとの再会の横顔の牙みえもはうはう (>▽<)
さっくり変態扱いしているのもお約束♪
でもやっぱり死神2人相手じゃ大変なんだね。
まぁデスサイズか眼鏡さえ取り上げれば楽勝ぽいけど。

で、足を攣っちゃったぼったん、うっ!ってお顔がw
きゃあヒロインのピンチ~~ッ

ネタバレ読んでなければ、リジーっててっきり
このままあぼんしちゃうの!?ってマジあせるよね!

あのビシィっとゾンビ突き刺すリジーを見た
セバスのお顔が・・・!(゜ρ゜)ぽぽぽぽーん!

リジーかっこよすぎやろ~~~!!!(。>0<。)

本気の想いが伝わって胸が熱いよ!

リジーは、ちゃーーんと叔母様に鍛えられて訳だ。
特にファントムハイヴの妻となる人間の心得も。

リジーはさ、咳き込むぼったん見て勘付いていると
思うんだよねぇ、体弱い方の○○(本名)なのでは?って。

でも真意は分からなくても、ぼったんが自分を
シエルと名乗ってシエルとして振舞ってる以上、
だまって付いていこうと覚悟してたら泣ける。。。

まぁ今までリジーがシエルに抱きつく度にぐえって
なってたのも、指輪を床に叩きつけただけで
木っ端微塵になってた伏線も無事回収された訳でw

ああ~、次!どうなるの~~!?

いよいよ沈んでいくお船、ゾンビの謎とかどうやって
回収するんだろう、さすがに先読みできないなぁw

とりあえずミッドフォード家は海水に落ちても
助けがくるまで余裕で生き延びる強靭な家族であろうw

また喘息発作フラグのぼったんを、セバスはとにかくもう
一滴も海水に濡らさない覚悟で守るべし!!!!!べし!!


今頃こんなハイテンションで感想かいてすみませんw

英国は遠いんですお・・・(遠い目)

| 黒執事日記 | 02:25 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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Lush Deal 2

ヴィンセバシエ小説『Lush Deal』の第2話です。
この3人のエロい絡みが不規則に描写されていますので
ヴィンセバが苦手な方は気をつけて下さいませ~。



Lush Deal 2


「おや。どなたかいらっしゃったようですね・・・」
午前2時、静まり返った屋敷の私室にいたセバスチャンは微かに聞こえる
庭からの気配を察知した。
「ふむ・・・おそらく5、6人といったところでしょうか」
そっと部屋を出て足早にホールへ向かう。気配は表庭の方にあった。
「やれやれ。静かに片付けよとのご命令でしたからね・・・、手早く済ませて
しまいましょう」
重厚なドアをゆっくり音を立てずに開けた。武器を持ったグループの群れは
まさか気付かれたとは思わず、動きを止め立ちすくんでいた。
セバスチャンは間髪いれずにシルバーを投げ刺し、その場にいた男共を倒し、
すばやく屋敷の裏に逃げ込もうとしている残党の一人を仕留めた。
耳を澄まし気配を感じ取る。
「どうやら以上のようですね・・・。では片付けますか」

朝が来ていつもの時間に紅茶を持って主の部屋へ向かう。
重いカーテンを開け、主の目を覚ます。
「坊ちゃん。お目覚めの時間ですよ」
部屋が日差しで明るくなったところで目を覚まさず、うーん、と背を向ける主に
セバスチャンはそっと顎に触れ主の頬に口付ける。
ひんやりとした手袋と唇の感触に主はゆっくり目を開ける。
それからセバスチャンの頬に手をやり、自ら唇を重ねてゆく。
覚醒しかけの無意識の動作にセバスチャンは満足そうに微笑み
主の唇からさらに舌を絡めとり、ひとしきりその感触を味わう。
ん!と息が苦しくなりシエルは目を見開き、すっと唇を離す。
「お目覚めですか?」にっこり微笑み朝の紅茶の淹れはじめる。
ゆっくりと上体を起こし目を擦る。
適温に淹れられた紅茶をゆっくりとすする。
「坊ちゃん。昨晩も招かざる物騒な客人を片付けましたよ」
はっとセバスチャンの顔を見上げる。
「そうか・・・。今回も僕が気付かず処理したわけだな?」
「ええ。どなたもお目覚めにならない内に終わりましたよ」
ニッコリと主に笑みをたたえる。シエルはフンと鼻であしらう。
「それが命令だからな。僕が気付くようじゃお終いだ」
「私でなければ出来ませんけどね?坊ちゃん」
紅茶色の瞳が一瞬赤く染まりシエルを見つめる。
「なんだ?」いぶかしげに尋ねる。
セバスチャンはシエルの手をとり、甲にそっと口づける。
「ご褒美をいただけますか?My Lord」
うやうやしくのたまう下僕に答える。
「今日のスイーツの出来によるな」
「かしこまりました。腕によりをかけてお作り致します」
主の唇にそっとくちづけし、着替えの準備に入った。


(暇だな・・・。)
ヴィンセントは執務室の椅子の背もたれに寄りかかりふと思った。
もちろん当主の日常に暇がある訳ではなく次から次へと目を通す
書類は山ほどある。
(アレが来てから静かな夜ばかりだ。)
裏の任務について早10年以上の年月が経っていた。
先代たちが15年以上その任務に就いていた話はきかなかった。
何者かに必ず仕留められていた。
自分は上手くやっていると自負しているが、あちらさんはどう思っているか。
そろそろその時が来るのではと、それなりの心積もりをしていても
その時は一向にやって来ない。
(まぁ、あちらさんも歳なのかね。)
首をまわし、肩をすくめ、また書類に目を通し始めた。
(レイチェル、まだ君のところへはすぐいけないのかもしれない。)


ヴィンセントはふと目を覚まし、傍らの時計を確かめる。
(午前3時・・・か)
さてどうしようかと半分覚醒した頭で考える。
「・・・セバスチャン、来い」と、呟く。
その声を察知し、図書室で蔵書を読み耽っていた執事は、やれやれと
ため息をつき本を閉じ、ヴィンセントの部屋へ向かった。

「お呼びでしょうか、旦那様」
音も無くドアを開けセバスチャンはヴィンセントの傍らに寄り呼びかける。
「お前はずい分耳が良いんだな」
ほんの少し呆れた口調でゆっくりとベッドから上体を起こした。
「この時間帯はよくお声が聞き取れるものなのです」
しれっとした答えにヴィンセントの口角が上がる。
「こんな呟きが聞き取れるとは大した執事だ。身なりもそのまま。
お前はその格好のまま眠るのか?」
日中と変わらぬ燕尾服の執事にさらに問う。
「お前が来てからというもの、静か過ぎて退屈な夜ばかりで
俺はかえって眠れなくなったんだけど?」
ジロリと執事を睨む。
「結構な事ではございませんか。お眠りになれないようでしたら
何かお持ちいたしましょうか?」
睨まれた視線をそらさず、定型的な微笑みで答える。
ヴィンセントはぐいっとセバスチャンの腕を掴み、
その顔を自分の正面に据える。
「お前が何か裏でやっているんじゃないのか?」
執事の瞳をじっと見つめその反応を伺った。
しかし、その瞳の色は変わる事なくヴィンセントの青い瞳が映っている。
「とんでもない、私はあくまで執事ですから」
「・・・執事、ね。」
「主や旦那様に従うのみですよ」
「そうかい」
ヴィンセントはまだ掴んだまま離していなかったセバスチャンの腕に
さらに力を込め、もう片方の手でその整った顔の顎を掴んだ。
「今夜も眠れそうにないから、お前が相手をしなさい」
「・・・どうされますか?」
無抵抗に返すその声にヴィンセントは眉をしかめた。
「そうだな、舐めてもらおうかな」
セバスチャンはフッと笑って返す。
「どちらを?」
「セバスチャン。お前、息子とは寝たのか?」
その声は怒りなどの感情は無く、なんでもない質問のようだった。
「ええ・・・、主の望みのままに。」
まるで含みを持たない言葉に別段驚きもせず、ヴィンセントは微笑む。
顎を掴んだままの指をセバスチャンの頬を撫でるように動かし
耳たぶをそっとつまむ。
「そう。まぁそんな気したよ」
「ああ、分かりましたか?私と坊ちゃんの関係」
「何かあるとは普通思うだろ?お前は明らかにただの執事には見えないからな」
耳たぶをつまんだ指にぐっと力を込め、ヴィンセントの唇すれすれにまで
その顔を引き寄せた。
「そうですか?」
間近で見るその顔は美しいが不思議と生気を感じない質感で、
しかしその触っている肌は男にしては驚くほどさらりとなめらかだった。
(この男を抱いたら息子はどう思うだろうね)

「お前の事だから俺とこんな事してもなんとも思わないんだろう?」
ヴィンセントはセバスチャンの唇をふさぐ。舌で歯をなでまわしていく。
そして歯の間から舌を押し入れセバスチャンの舌に絡みつく。
何度か、やや尖った歯に当たりヴィンセントの舌を刺激した。
(なんだ・・・?牙か、こいつ?)執拗に舌を絡めあいながらヴィンセントは
相手の正体を思い巡らす。もしや、人ではない・・・?
そんな嘘のような疑惑がよぎる。これは、確かめるしかないと。
唇を離し、唾液が顎を伝う。目の前の男の、己の唾液で艶かしく光るその口元が
乾く間も与えずヴィンセントは自分の夜着の裾をたくし上げ、
セバスチャンの頭を押しそこに近づけた。
「舐めなさい、セバスチャン。お前は俺達の犬の名と同じまるで獣のようだ」
やや硬さを出しつき上げているヴィンセントのそれをセバスチャンは無言のまま
そっと指で根元を包み込むように握り、先端を赤く長い舌でちろりと舐め上げた。
「ん・・・!・・・おい、その牙で噛みちぎるなよ?」
セバスチャンは舌で舐めたまま顔を少し上げヴィンセントの目を見る。
「そんな真似はいたしませんよ。ご安心ください。私は結構上手なのですよ」
そしてまたそれを口の中に含み舌で転がり始めた。
ヴィンセントはセバスチャンの頭を掴んだままの手を、長いサイドの髪を
指に絡めとり、ゆっくりすくう様にさらさらと流し零した。
その言葉通り舌と粘膜と指での刺激はすぐにヴィンセントを快楽に導いていった。
「おい・・・、全部飲み干せよ?」
やがてセバスチャンの喉はごくりとヴィンセントの精を飲み下した。
ゆっくりと唇から離し、ヴィンセントを見つめながらその赤い舌で
ぺろりと己の唇をなでまわした。
「ご満足、いただけました?」そう言うとヴィンセントはセバスチャンの
肩を掴み、ベッドに組み敷いた。
「次はお前の穴だ」
「ずいぶんお元気ですね?」
「眠れない時はこれに限るさ」
「まあ別に構いませんが・・・」
ヴィンセントに背後から腰をつかまれ、されるがまま従う。
(やれやれ・・・。坊ちゃんに言えない事が出来てしまいましたね)


Lush Deal 2 END

(続く)  Lush Deal 3



あーそんなにR-18な描写しないようにと思ってたのに
結局しっかり書いてしまった(笑)


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| ヴィンセバ小説 | 02:32 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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Lush Deal 1

ヴィンセントxセバスチャンxシエル的なテキストでございます。
ブログ用なので過激な描写はしておりませんので、こんなのも
ありかな~くらいの軽い気持ちで読んでいただければ幸いです♪
パパは普通に存命で坊ちゃんも13歳という設定でございます。
なるべく間隔をあけずに更新したいと思いますが気長にお待ち下さい。。。


Lush Deal 1

vin03a_20110720024712.jpg


「旦那様、新しい使用人を連れて参りました」
タナカはヴィンセントの執務室のドアをノックし男を連れて入室した。
「ん・・・どれ・・・」ヴィンセントは顔はまだ書類に向けたまま答える。
タナカの背後にいた男はテーブルの前に立ち、頭を下げ礼をする。
男の気配を感じヴィンセントはゆっくり顔を上げ男を見据える。
「ふうん。名前は?」
「セバスチャン・ミカエリスと申します。本日よりご子息様の執事として
仕えさせていただきます」
「ああ、シエルのね。よろしく頼むよ」
穏やかな笑顔でセバスチャンを見つめるが、その青い瞳は鋭くセバスチャンの
瞳に突き刺さる。まっすぐ見つめられたまま、微かに口角を上げ
ヴィンセントの視線を受け入れる。
「下がっていいよ。タナカ、あとは頼むよ」再び視線を書類に落とす。
2人は退室した後、ヴィンセントは呟く。「なんだあれ?」


「セバスチャン、執事の経験は初めてですかな?」
タナカは茶葉と茶器を用意しながらおもむろに尋ねる。
「はい、そうです。実は初めてでして。ご教授願いますか?」
「ほっほっほ・・・。坊ちゃんも旦那様も味には厳しいお方ですからね。
この通りするのですよ」そうして鮮やかな手際でたちまち
最良の状態の紅茶を淹れる姿をセバスチャンは凝視した。
その後、一つも段取りを間違える事無く模倣してみせた。
「これでいかがでしょう?」
「では実際味わっていただきましょう」
セバスチャンはまず自分の主人の部屋へ向かう。
手際よく紅茶を淹れるセバスチャンをじっと見つめながら問う。
「お父様へ挨拶はしたのか?」
「はい、先ほどタナカさんとお伺いいたしました」
「何か言っていたか?」
「坊ちゃんをよろしく頼むと申されましたよ」
「そうか・・・」淹れたての紅茶を口にする。
「ん・・・。まぁまぁだな。お前、スイーツも作れるのか?」
「いえ・・・。ですが執事はスイーツも作るのがお役目でしたかね」
「フン。この家ではそうだ。なにしろ使えない料理人しかいないからな。
お前が全部これから作るんだ。いいな?」
「やれやれ・・・、ずい分こき使われそうですね」
大げさに眉をしかめ、ため息をつくセバスチャンにシエルはすぐさま返す。
「いいか?決して他の者に悟られるなよ?特にお父様には…
お父様はもの凄く勘がいいんだ。もし正体がばれたら何されるか・・・」
「それはそれは…。気をつけると致しますよ」
すでに何かを気取ったかのようなヴィンセントの視線を反芻する。
ほどなくヴィンセントの執務室からの呼び鈴の音を感知したセバスチャンは
再びお茶の用意をして部屋へ向かって行った。

「遅い」
ヴィンセントの執務室に入った途端、機嫌の悪い低い声で呟かれた。
「申し訳ございません。すぐお入れ致します」
チラとその手際を見届け、つつがなく淹れられた紅茶を口にする。
「・・・まずい」
「?・・・淹れ方に間違いはないはずでしたが」
意外な反応でとっさに手順を確認したが問題はないはずだった。
「まずいものはまずい。なにこれ。これで良いと思ったわけ?」
「・・・何がいけなかったのでしょうか?坊ちゃんには何も言われませんでしたが」
「あの子は優しいんだよ、勘違いするなよ?次またまずい紅茶淹れたら
ただじゃおかないよ?何がいけないのかよく考えておくんだね」
青く暗い瞳のきつい視線で見据えられ、セバスチャンは何も言えないでいた。
キッチンに戻り、先ほど淹れた紅茶を試しに飲んでみた。
「・・・やはり私にはこんな味の違いなど分かりませんね。まぁ、いいですよ。
何も言わせませんよ、次は」

「まずい。見た目だけよくて味が何もしないじゃないか」
「確かにこれは酷いな。勉強し直しなさい」
その日の晩餐の時にもセバスチャンはこの親子に言われ放題であった。
長い悪魔の生で、これほど人間に酷い扱いを受けた事はなかった。
その能力と魅力に追いすがるのはいつも人間の方。
だが、そればかりでは退屈。
小さな体で強い力を秘める瞳に吸い込まれる様に契約を持ちかけたのは悪魔の方。
悪魔が下僕。悪趣味な契約。
今までに無い経験を得るのは良い退屈しのぎになるものだった。
(ここまで言われるとは思いませんでしたがね。)

要は素材の味を覚えて継ぎ足せば良いわけです。
セバスチャンはその舌で次々と食材を舐めては記憶していく。
データを刻み込み、レシピ本になぞらえる。
そうして出来た人間の餌は確かに美味になっていった。


「相変わらずまずいね、君の料理は。」
坊ちゃんは何も言わず残さず食べるのに対し、この父親はいつまでたっても
同じことを言う。
「君は料理の本質が分かっていないんだね?
やっぱり君には難しい事なのかな?」
一瞬、正体を見透かされたようで息をのみ体勢を整える。
「理由が知りたい?」
「ええ、そうですね」
ニヤリと笑ってヴィンセントは答える。
「聞かないと分からないから、料理がまずいんだよ。
それ位、分からないの君には?」
「明日の晩餐にはご期待に添えるよう努力いたしますよ」
「そう?頼むよ」
ヴィンセントは変わらぬ笑顔のまま、さも期待していない口調で答える。
「もういい加減、まともな食事がしたいものだよ」
赤ワインを口にふくみ、ナプキンで口を拭ってヴィンセントは
タナカに次の指示を渡し始めた。
シエルは、決してまずいと思わなかった料理を黙々と口にしていった。
(父はセバスチャンの事が気に入らないようだな・・・)

退室したセバスチャンは足早に廊下を歩く。
ざらついた神経を落ち着かせるように浅いため息をついた。
・・・足りてないものは分かっておりますよ。
あえて入れて無かっただけですけどね。
本当に人間は面倒くさい味がお好きだ・・・。
セバスチャンは再び小さくため息をつき裏庭へ向かった。
黒猫の彼女を優しく撫でる。
「貴女は何も言わなくて本当に良かった」
「さて坊ちゃんの入浴のお世話をしなければ」

セバスチャンはバスタブにつかる主の白く細い腕を優しく
泡でなでながら、やがて華奢な指先を捕らえ己の指を絡める。
「坊ちゃん・・・」シエルの耳元で低く囁いた。
いつになく頼りなげな囁きにシエルは少し驚き、思わず
セバスチャンの指先をぎゅっと握り返した。
「なんだ?」
「今晩は貴方をずっと眠らせたくないのです」
シエルの温かく上気した首筋をゆっくり下から赤い舌を這わせてゆく。
ぴくんと反応する可愛らしい肩と、シエルの鎖骨のくぼみにキスをした。


翌日の晩餐、ヴィンセントはニヤニヤしながら口にする。
今までになかった味わいをゆっくり噛みしめ、飲み込んだ。
セバスチャンのうっすら笑みを湛えたその顔を捉え、自分の許へ
来るように促した。そっと背後に立つセバスチャンのネクタイをぐっと掴み
自分の顔までその端正な顔を近づけ、耳元で囁いた。
「なんだ。しっかり入れられるんじゃないか」
「そうせよとのご命令でしたので」
「それはご苦労。明日からもこの調子で頼むよ」
そう言ってネクタイを離しセバスチャンを開放する。
無言でネクタイを直し、元の定位置に戻っていった。
「クッ・・・!ハハハ!」ヴィンセントは肩を揺らしながらこれみよがしに笑う。
視線をそらし微かに眉をしかめるセバスチャンの顔が余計に可笑しいと
言わんばかりにヴィンセントは声をこぼして笑い続けた。
そんな父の姿を見て、改めて料理の味を確かめた。
確かに、昨日とは違う。あいつが昨日まで入れなかったもの・・・、
そこまで考えてシエルまで吹き出してしまった。
(なんだ、愛情か。そんなもの悪魔がわざわざ込めて作るはずがない!)
まったくいけ好かない態度の親子にセバスチャンはただ表情を崩さず
白けていた。(そんなに愛に飢えた親子とはお可哀想に)


Lush Deal 1 END

(続く) Lush Deal 2



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